「ナオミとカナコ」奥田英朗 [書籍紹介]
スポンサードリンク奥田英朗さんの ナオミとカナコ (幻冬舎文庫) 。
DVに苦しむ親友を助けるべく、完全犯罪を目論むが···
前半はナオミ視点、後半はカナコ視点で話が展開するのですが、後半のカナコさんの心理描写や、取り巻く人々の言動にハラハラドキドキ。「生きた心地がしない」とは、まさにこういうことなんでしょうね。
「本当に同じ作家さんが書いたの!?」と思ってしまう、色白でデブの医者・伊良部先生が活躍する、笑ってしまう小説(直木賞受賞作!)「空中ブランコ」や、「インザプール」もおすすめです。
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