SSブログ

「深紅」野沢尚 [書籍紹介]

スポンサードリンク




野沢尚さんの 深紅 (講談社文庫)

修学旅行中に家族を惨殺され、一人残された少女の心情の描写や、犯人が犯行に至る動機を述懐する描写が巧みで、双方の気持ちがわかる分、序盤から胸が苦しくなります。

12年後、少女は犯人に自分と同い年の娘がいることを知り、自身の正体を隠して、犯人の娘に近づき・・・

憎悪と血の連鎖は断ち切れるのか?という重たいテーマを扱った読み応えのある作品でした。

おすすめです。

深紅 (講談社文庫)

深紅 (講談社文庫)

  • 作者: 野沢 尚
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/12/10
  • メディア: 文庫


スポンサードリンク






nice!(1) 
共通テーマ:

nice! 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。