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「十角館の殺人」綾辻行人 [書籍紹介]

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ツイッターでものすごく評判が良かったので、ずっと気になっていた作品。
孤島の大邸宅を舞台にした連続殺人···という、昔ながらの推理小説という感じでしたが(建物の見取り図や孤島の地図も登場!)、最近のミステリーの傾向と違って逆に新鮮でした。

あとがきの中で、作者は「地べたを這いずり回るようなリアリズムは嫌い」と言っていますが、現実感度外視で世界観を作るのではなく、大邸宅が舞台となる必然性や動機にもきちんとリアリティがあり、最後まで楽しめました。

十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫)

十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫)

  • 作者: 綾辻行人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/04/19
  • メディア: Kindle版


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タグ:綾辻行人
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